勉強会やセミナーに行く面白さ

各地で開催されているエンジニア向けの勉強会やセミナーには、様々なバックグラウンドを持つSEが参加している。大手企業で働いているSEもいれば、ベンチャー企業で唯一のエンジニアとして忙しい日々を送っている人もいることが珍しくない。また、独立してフリーランスのエンジニアとして働いている人も、よく参加しているのが実態だ。

このように、SEが勉強会やセミナーに参加する主な目的は新しいスキルを獲得したり、最新の情報技術に関する知識を得たりするためであることが少なくない。それ自体が面白いと思って参加しているエンジニアも多いが、実際に参加してみると本当に面白いところは別にあったと実感するのが一般的だろう。

勉強会やセミナーはただひたすら講義を聞くようなものではなく、参加者同士がコミュニケーションを取るシステムであるものが大半を占めている。ある議題についてディスカッションをしたり、自分が携わっている仕事に関する情報を共有したりするのが典型例だ。

普段は全く接することがない、異なる働き方をしているエンジニアの話を聞くと、そんな働き方もあるのかと感銘を受けるだろう。噂では聞いたことがあっても、実際にその働き方をしている人の声で魅力的なワークスタイルだと実感することもある。このようなコミュニケーションを活発に行えるのが勉強会やセミナーの特徴で、他のエンジニアとのコミュニケーションが面白いため、参加してよかったという声がよく上がっているのだ。